湯の花は妊娠中使える?配合成分によっては使用を控えた方がいいケースも…

温泉成分の固まりで、温泉地の土産屋さんでもよく見かける「湯の花」ですが、妊娠中に使用することはできるのか調べてみました。

基本的には、天然成分だけで作られているものなので、妊婦さんが使用しても問題ないとされていますが、湯の花は温泉地によって成分が異なるので、刺激が強い成分が入っている場合は使用を控えた方がよいとのことでした。

例えば、強い硫黄成分が入っているものは、床や風呂釜がぬるぬるになって転倒のリスクがあるので気を付けましょう。

湯の花は冷え性にピッタリ!

妊娠中の入浴剤使用について、一般的には問題ないと言われていますが、中には控えた方がいいものもあるそうです。

旅館やお土産屋さんなどでよく見かける「湯の花」は、天然成分でできた入浴剤で、湯冷めせず冷え性に効果バツグンなんだとか。

一言で湯の花といっても、色々な温泉地のものがありますが、硫黄成分が入っていないもので赤ちゃんでも使えると記載されているなら、妊娠中でも問題なく使えます。

有名な湯の花として「飛騨の名湯 天然湯の花」がありますが、この湯の花は硫黄が入っていないので、赤ちゃんや妊婦さんでも使えて、風呂釜や浴槽を傷める心配もありません。

天然100%の浴用品なので安心、浴槽に汚れや湯垢が付着しにくい、残り湯は洗濯に使用可能、長期保存ができるなど、メリット盛りだくさんです!

しかも価格もリーズナブルなので、毎日使えて便利ですね。

湯の花はネットでも購入できるそうなので、気になる方は是非探してみてください。

昔は妊婦が温泉に入るのはNGだった!

湯の花というと、自宅で気軽に温泉気分が味わえる入浴剤として昔から愛されていますが、そもそも昔は妊婦さんが温泉に入ることが禁忌だったのをご存知ですか?

特に、妊娠初期と後期は入浴禁止で母体に悪影響だと言われてきましたが、それは根拠がないということで、現在は環境省が定める温泉法の基準からは削除されています。

ですので、妊娠中に温泉に入ることは特に問題ありません。

むしろ、温泉に入ることで冷え性の改善、腰痛や肩こりの緩和、リラックス効果が期待でき、妊娠中の思い出作りにもなるのでメリットが多いと言えるでしょう。

ただし、注意点として

転倒しないように気を付ける(お腹をぶつける危険性があるため)

熱すぎるお湯には入らない(血圧が上がり、母体や赤ちゃんに負担がかかるため)

入浴時間は長すぎない(のぼせてしまったり、血圧が急激に変化するため)

なるべく1人で入浴しない(何かあった時に対応するため)

空腹や満腹での入浴は避ける(貧血になりやすかったり、消化不良を引き起こす可能性があるため)

しっかり水分補給をする(脱水症状になるため、入浴前にはコップ1杯の水を飲むこと)

湯冷めに気を付ける(お腹が張りやすくなるため)

このように、妊婦さんが温泉に入る時は少し気を付けることが多いですが、お腹の赤ちゃんのためにも正しい入浴法を心がけたいですね。

妊娠中は「泉質」にこだわろう

前項では、妊娠中に温泉に入ることは問題ないと説明しましたが、泉質によっては刺激が強かったり滑りやすいものもあるので、十分注意が必要です。

安心して入浴を楽しむために、温泉に入る前にあらかじめ泉質を調べておくとよいでしょう。

妊娠中に安心して入れる泉質としては「単純泉」で、肌に優しくヌルヌルしていないので転ぶリスクも低くてオススメです。

一方で、妊娠中にあまりオススメしない泉質はいくつかあり、

アルカリ性…美肌効果が期待できるが、ヌルヌルで滑りやすい

ラジウム温泉…人によってはピリピリ感じる方もおり、肌への刺激が強い

酸性…肌への刺激が強いので、肌が敏感な妊娠中は肌トラブルの原因となる可能性がある

硫黄泉…濁った泉質のため、足元が見えずらく転ぶリスクがある

温泉が胎児に悪影響を及ぼすという根拠はないですが、妊婦さんの肌が荒れてしまったり転倒のリスクもあるので、気を付けて入浴するようにしてくださいね。

妊婦さんが入浴剤を選ぶときの3つのポイント

妊婦さんが入浴剤を使う時は、気を付けて欲しいポイントが3つあります!

①スキンケア系入浴剤がオススメ

妊娠中は、ホルモンバランスの影響で肌が乾燥しやすいので、スキンケア系の入浴剤がオススメです。

②パッケージの注意書きをよく確認すること

入浴剤の中には、妊娠中や授乳中の使用を避けた方がいいものがあります。

具体的には、漢方系やハーブ系、肌への刺激成分が入っている入浴剤です。

ですので、入浴剤を入れる時はその都度パッケージの記載事項をよく読んで使用するようにしてください。

③添加物が少ない入浴剤を選ぶこと

なるべく、着色料や保存料などの化学物質が入っていない無添加のものを選ぶようにしましょう。

化学物質は、アレルギーを引き起こしたり肌荒れの原因になったり、胎児へ悪影響を及ぼす可能性もあるので、避けた方が望ましいでしょう。

妊娠中は入浴剤の代用品もオススメ!手作り入浴剤も!

妊娠中に入浴剤を使うのはちょっと不安…という方は、入浴剤の代用品がオススメです!

そもそも入浴剤が存在しなかった時代には、ゆずや菖蒲などをそのままお湯に入れていました。

当然添加物は一切入っていませんが、植物によっては自分の肌に合わないこともあるので、初めて入れる方は様子を見ながら行いましょう。

具体的な植物としては、よもぎやゆず、リンゴなどがオススメで、疲労回復効果や美肌効果、リラックス効果が期待できますよ。

また、簡単に手作り入浴剤を作ることもできます。

材料は、重曹、クエン酸、エッセンシャルオイル(好みの香りの)、水だけ。

特に、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りは妊婦さんにオススメで、気分もリフレッシュできますよ。

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