給湯器で有名なエコキュートですが、使えない入浴剤があるので注意が必要です。
キュレルなどのにごりタイプの入浴剤は、細かな固形物が入っているのでフィルターの目詰まりを起こしたり、ポンプの故障に繋がる恐れがあるそうです。
ですが、エコキュートはパナソニックや日立、三菱など様々なメーカーから販売されており、その中でデンソーのエコキュートは唯一キュレルの使用が可能とのことです。
とは言っても、ほとんどのエコキュートはにごりタイプの入浴剤の使用は控えるようになっています。
キュレルなどの濁り入浴剤はエコキュートで使える?
キュレルを始めとするにごりタイプの入浴剤は、ほとんどのエコキュートでは使えません。
ですが、全メーカーのエコキュートで使えないというわけではありません。
デンソーのエコキュートは、バブやバスクリンなどの透明タイプの入浴剤に加えて、キュレルやエモリカなどにごりタイプの入浴剤も使えます。
ただし、全てのにごりタイプの入浴剤が使えるということではなく、バブやバスクリンなどのにごりタイプは使えないとのことです。
エコキュートで使えない入浴剤があるのはなぜ?
そもそもエコキュートは、なぜ使えない入浴剤があるのでしょうか。
その理由は、エコキュートの仕組みにあります。
エコキュートは、「フルオートタイプ」「エコオートタイプ」「給湯専用タイプ」の3種類あり、それぞれ使える入浴剤が異なります。
フルオートタイプの場合、お湯が配管や貯水タンクなどを循環するので、入浴剤によっては金属が錆びてしまったりポンプが壊れるリスクがあります。
一方でエコオートタイプは、高温水遮断型浴槽アダプターが入浴剤によって壊れる可能性があるそうです。
ご自宅のエコキュートがどのタイプかを確認してから、入浴剤を使うようにしましょう!
メーカー別に使える入浴剤を紹介!
ここではいくつかのエコキュートメーカーを取り上げ、デンソーを除きそれぞれ使用可能な入浴剤について紹介します!
まずは、「三菱」のエコキュートです。
三菱は、バブシリーズの使用を推奨しています。
ただし、バブのにごりタイプの入浴剤や、炭酸ガスによって発泡させるタイプのもの、炭酸カルシウムや硫黄成分、塩化ナトリウムを含んだ入浴剤は使用できないそうです。
次に、「パナソニック」のエコキュートですが、セミオートタイプと給油専用タイプは入浴剤が使えますが、フルオートタイプは使える入浴剤が限られています。
パナソニックが推奨している入浴剤は、バブやバスクリン、きき湯のにごりタイプ以外のものです。
次に、「日立」のエコキュートですが、やはりにごりタイプはNGとのことです。
そして、最後に「CORONA」のエコキュートですが、他のメーカーと同じくバブやバスクリン、バスロマンなどの透明タイプ入浴剤が推奨されていて、炭酸ガスタイプと硫黄&酸&アルカリ&塩分を含んだものは使えません。
まとめ
調査した結果、ほとんどのエコキュートは、にごりタイプの入浴剤が使えないということでした。
ですが、メーカーによっては使えるケースもあるとのことで、エコキュートユーザーの方は、使用前に自宅のエコキュートのメーカーや使用可能な入浴剤などをあらかじめ調べておくことをオススメします。
もしも間違えて使用した場合、配管や浴槽が傷んで修理や買い替えが必要になる可能性もあるので気をつけましょう!
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